■会場参加・■WEB受講(10日間開放)が可能
海外企業との契約交渉における法的リスク
対応の基本と実践に向けた重要ポイント
【日時】 令和5年10月27日(金)13:30~16:30
【場所】 港区立産業振興センター 会議室 / 東京都港区芝5丁目36-4(札ノ辻スクエア 10階)
【WEB受講】WEB受講は開催終了後、一両日中に視聴用URLをお送りいたします
【重点講義内容】
Ⅰ 英文契約交渉の基本姿勢
*言語・文化が違う。先入観は禁物
*論理的であること、合理的であること
*誰が何をするか?
*ネイティブ・チェックの意義
Ⅱ 契約交渉開始前にチェックすべき事項
・契約当事者
・契約の目的
・契約のスキーム=企業戦略からの位置づけを押さえる
Ⅲ 契約交渉を有利に進めるための基本スタンス
1 交渉の順序と姿勢~原則:自社が叩き台のドラフトを出す方が有利
2 自社におけるたたき台の作成
3 契約交渉姿勢はどうあるべきか
4 交渉力の評価と変化
5 契約書の長さとのバランス
6 契約成立に向けた交渉の重要ポイント
7 リーガルテックと生成AIの活用と今後の課題
8 契約書をまとめていく作業に入ったら
Ⅳ 契約交渉のリスクと技法
1 契約交渉のあり方について、どういうことに注意しながら行うべきか?
2 交渉担当者の立場:交渉における法的義務はどう考えるべきか ~説明義務と誠実交渉義務に伴うリスクと交渉方法
(1)信頼関係
(2)「だましあい」から得られるものは?
(3)相手の立場をどこまで正確に読み取り、理解できるか、が勝負
(4)相手に隠していいことは何か、隠さなければならないことは何か?
(5)合理的かつ正当な主張をする
(6)契約は守られなければ意味がない
3 契約成立に至るための妥協の方法=契約交渉における留意点 ~Win Winとなるような方法とは
(1)契約に敢えて定めない
(2)別のものでカバーできるか
(3)Win Winとなるような方法とは(立場の違いを活用する)
(4)「実質的に」平等な条項を目指す
(5)最後はギブアンドテイクも
(6)自社に厳しすぎる義務を緩和するドラフティング
(7)別の文書で合意する
Ⅴ 準拠法と紛争解決条項をめぐる交渉
1 準拠法のチェック~日本法か、外国法か 国際私法の枠組み 準拠法の選択
⇒「準拠法の合意」と「紛争解決手続の合意」の関係は?
2 CISG:「国際物品売買契約に関する国連条約」を めぐる交渉
CISGの適用範囲=国際売買契約
CISGの意義を、どう理解するか?
CISGをオプトアウトすべきか?
3 紛争解決条項の交渉ポイント
(1)紛争解決手続の4類型
(2)訴訟における国際裁判管轄をどうするか
(3)外国国家を相手とした裁判に関する条項
(4)仲裁条項
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セミナー詳細 内部通報制度の整備・運用具体策 (sul.co.jp)
【講 師】浜辺陽一郎